2006-04-20 第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
御案内のとおり、全国八百三十万トンの牛乳の生産量のうち、平成十七年度は三百七十九万トンが北海道で生産されるということで、まさしく半分近くが北海道の酪農基地ということでございます。特に、私は十勝ですけれども、そのうちの約四分の一、約百万トンぐらいの牛乳を十勝が生産しているということでございます。
御案内のとおり、全国八百三十万トンの牛乳の生産量のうち、平成十七年度は三百七十九万トンが北海道で生産されるということで、まさしく半分近くが北海道の酪農基地ということでございます。特に、私は十勝ですけれども、そのうちの約四分の一、約百万トンぐらいの牛乳を十勝が生産しているということでございます。
そのしわ寄せが、酪農経営の採算の悪化、負債の累増となってあらわれ、今日日本の酪農基地として、第四次酪近計画によりますと、昭和六十五年現在において全国の生乳生産量の四割近いシェアか期待されております北海道の酪農家の生産意欲を減退させる結果になっておるということであります。 昨年まで、保証乳価の引き上げを抑える最大の材料は過剰乳製品の問題でありました。
特に日本の最大の畜産酪農基地の北海道においては、水田面積のちょうど三分の一、八万八千八百二十ヘクタールが無理やり転作されるわけなんです。九万町に及ぶ水田が畑作に転換されるという場合において、転作の実施の分野の中には当然飼料作物が急激に増反する、あるいはこれを給源にして酪農や畜産が多頭化の方に向かう場合もある。
総論だけ出ましたが、各論は出ませんので、私も審議会の委員でありますが、まだ具体的な討論をしておりませんが、どうもひとつ見ますと、地域分業論的になってまいりまして、北海道だけで言うならば、かつての食糧基地という規定が酪農基地にだんだん転換されていくというような状況になってくる。
これを全部つぶせと言うわけではありませんが、仮にこれに牧草をつくって酪農をやるとするならば、一ヘクタール当たり、南で二頭、北で一頭は優に飼えるはずであり、二十二万頭の酪農基地ができるわけであります。農林省の言う開拓可能な未墾地二百万ヘクタールを開発すれば、五十—百ヘクタール単位のえさの生産基地、畜産の基地ができるはずであります。
○大山政府委員 四十六年六月に野菜及び酪農基地としてというふうに計画変更いたしております。
そういうことのために、集団的な畜産基地、酪農基地というふうなものを可能な限り育成して、なるべくそういうところに集約されることによって経済効果を期待し得るのではないかと思いますし、そういうことは優先的に一つは必要なことでありますが、そういうことに至ります前に、諸外国と比べてわが国の畜産、酪農が比較的——いろいろこのごろは大きいものも出てまいりましたけれども、それでも規模が小さい。
特に北海道などは、米というよりも酪農基地にしなければいかぬのだ、こういうことでございますから、そういう意味からしても、広範な立場から、酪農振興を含めて、政府も本腰で施策を進めてまいりたい、こう考えます。
先ほど虎ノ門の久保講堂で開かれました全国農協の代表者大会もそうでありますし、その他各地でそういう集会が開かれているわけでありますが、特に私が申し上げたいのは、北海道の根室、釧路と並ぶ大酪農基地である天北の小林喜代治さんという方でありますが、この方は去る三月六日、おりからの吹雪を突きまして、稚内の宗谷農業会館で開かれた大会に出て、低乳価にあえぐ農民の実態を訴えた。
しかしながら、農業経営の現状を見ますると、農業生産は米だけに集中し、畜産物の伸び率は、昭和四十年代に入ってから全く伸び悩み、酪農基地になるはずであった北海道でも、米作に生産が集中しておるのであります。これは、米には食管法という農民が安心して生産できるささえがあるのに反し、米以外の農畜産物の保障は全く放置され、逆に輸入自由化政策によって生産農民に不安を与えてきたことに原因があるのであります。